海と本と、の想い

三方を海に囲まれた能登半島の真ん中、ここ七尾湾には、穏やかな海が広がっています。
能登島を望むこの地に巡り会えたのは、偶然の連続でした。

 

やさしく迎え入れてくださった中島の人たち。
奥深い能登の食と風景に心を動かされて、私たちはこの地にやってきました。

 

ときに厳しさも感じる能登の自然。
けれど、日々を共に過ごすうちに気づいたのは、
“本を読む”“景色を眺める”といった何気ない日常が、
この自然とともにあることで、豊かな時間に変わっていくということでした。

 

押し寄せる大波のような時代を生きる私たちにとって、
何気ない日常こそが、心を満たす特別な時間に変わりつつあるのかもしれません。
積みすぎた荷物をそっと下ろして、深呼吸をするような時間を過ごしていただけたら。
そんな思いで、「海と本と、」という場所をつくりました。

 

能登の風景に息を合わせるような、黒い屋根瓦と杉板の壁。
暗く曇りがちなこの地の気候から、長い冬を心地よく過ごす北欧の暮らしに学び、
心に灯りをともすような優しさを感じる家具で空間をしつらえました。

 

そして、古き新しきを問わず、書き手の想いがじんわりと感じられる本を少し。
能登や季節を感じられるお菓子とお飲み物をご用意して、みなさまをお迎えいたします。

本のこと

海と本と、には本があります。
しかし、ここに並ぶ本たちは、店主の好みで選ばれたものではありません。
この場所を訪れる誰かの時間に、そっと寄り添うために選ばれました。

 

ここで暮らす人たちの声に耳をすませ、
時間をかけて、頁をめくり、言葉と向き合いながら、
それぞれの本が、この棚に居場所を見つけました。

 

能登の風土や自然、日々の暮らし、手仕事のぬくもり、──
ここでの読書が、より豊かになるようなテーマが与えられています。
そこには、世代をこえて親しまれてきた絵やことばの世界も交えて、多様な問いとまなざしが並びます。
どの本も店主の目線で選んでいたなら、この場所には辿り着けなかったかも知れません。

 

本を収める本棚は、この空間のためにあつらえたものです。
静かに佇みながらも、本を手に取る楽しみが広がるように配置されています。

 

即時的な応答と消費する生活の中では、決して気づき得ない、
海を前にして感じる、言葉にならない何か。
本の頁をめくることで立ち上がる、書き手の声や世界。

 

そのあいだを行き来することで、人の内側にそっと灯るもの。
そうした豊かな「余白」に気づかせてくれる本たちです。

お飲みものとお菓子のこと

本をひらく静かな時間に、そっと寄り添うような
お飲みものとお菓子をご用意しています。

 

使っている牛乳や塩、コーヒー豆や果実は、
訪ね歩く中で出会った、奥深い豊かな味わいのものばかり。
この土地に根づいているもの、人の手仕事で丁寧につくられたものを選びました。

 

そんな素材を使ってできあがった、さりげない優しさを感じるお菓子は、
能登の風景を映すように、日ごとに表情を変えて。

 

お飲みものは、浅く焙煎された香り高いコーヒーや、
深い余韻が残る一杯、口当たりの優しいカフェラテ。
その日の気分や読んでいる本に合わせて、お選びいただけます。
カフェインが気になる方にもお楽しみいただけるジュースもご用意しています。

 

海を眺め、本を読み、美味しい飲み物と優しいお菓子を口に運ぶ。
そんな日常に在る振る舞いを、丁寧に紡ぐこと。
特別な普通をこの場所で感じていただけたらうれしく思います。

ご利用の方へ

「海と本と、」には、2つの営業形態があります。
それぞれ異なる過ごし方で、この場所をお楽しみいただけます。

 

【予約制営業】
ご予約いただいたお客様のために、 お席や空間をしつらえて、お出迎えしております。
おひとりでも、大切な人と一緒でも。 読書に没入したり、 ただ景色を眺めながらゆったり過ごしたり。
静かに満ちていく時間をお過ごしください。

・WEB予約制(Reservationより予約枠を選択してください。)
午前の部: 10:30〜11:00
午後の部: 14:00〜14:30
・90分 2,500円 / おひとり(就学児以上)
・延長 30分ごとに500円
※最大150分までご滞在いただけます。
※すべてのプランに、迎菓(ひと口おやつ)とお飲み物1杯が含まれます。
※追加のお飲み物や季節のお菓子などもご注文いただけます。

 

【喫茶営業「海辺の喫茶」「朝日の会」】
「海辺の喫茶」は、予約なしでご利用いただける カジュアルな喫茶営業日です。
能登にお住まいの方も、観光でお越しの方も、 どうぞお気軽にお立ち寄りください。
本をめくる音が静かに響く日もあれば、 偶然居合わせたお客様同士で意気投合したり、
店主も交えて会話が始まったりする日も。

・施設使用料+ご飲食代 (施設使用料 500円 / おひとり(就学児以上))
・お飲み物のワンオーダーをお願いいたします。
※中島町・能登島にお住まいの方は施設使用料無料です。
※テイクアウトのみで、施設に滞在されない場合は施設使用料は不要です。
※お庭・テラスのご利用も施設使用料の対象です。
※混雑時は90分を目安に、お席をお譲りください。

 

営業時間
・火曜日 11:00〜17:00
・休祝日 12:00〜17:00
・朝日の会 (不定期開催)
*最新情報はインスタグラムをご確認ください。
※最終入店は営業終了の1時間前です。

 

【年間利用をされる方へ】

施設使用料を都度お支払いいただく代わりに、
年間でご利用いただける制度もご用意しています。

・能登9市町の方 2,000円 / 年
七尾市(中島町・能登島を除く)・輪島市・珠洲市・羽咋市・志賀町・
宝達志水町・中能登町・穴水町・能登町

・上記以外の方 3,000円 / 年

 

【お支払い】

施設利用料、追加のご注文分を合わせて、ご来店の際にお支払いください。
現金、クレジットカード、各種キャッシュレス決済がご利用いただけます。

 

【お願いごと】
夫婦で営業している小さなお店のため、何かとご不便をおかけすることもあるかと存じます。
皆様に心穏やかな時間をお過ごしいただくために、ご協力をお願いいたします。

*談笑も素敵な時間には付きものですが、大きな声での会話はご遠慮ください。
*店内での撮影は、お手元のみに限らせていただきます。他のお客様のご迷惑となる撮影はご遠慮ください。
*SNSや各種口コミサイトに、許可なく当施設の情報を掲載したり、営利目的の投稿をすることはご遠慮願います。

 

【小さなお子様をお連れのお客様へ】
未就学児のお子様をお連れのお客様もご来店いただけます。
年齢に応じて、以下の形でご案内しております。

 

一人歩きのできるお子様〜就学前のお子様
お庭や軒下のテラスでお過ごしいただきます。 店内のご利用はできません。
※お子様の施設使用料は無料です。
※お子様お一人につき1品のご注文をお願いいたします。(キッズドリンクもご用意しています。)

 

一人歩きするまでの赤ちゃん
店内でお過ごしいただけます。 (施設使用料・ご注文ともに不要です。)
なお、お子様向けの設備が整った場所ではないため、 以下の点についてご理解・ご協力をお願いいたします。

① 平日のご利用をおすすめしています
休祝日は混雑する場合があるため、平日の喫茶営業日をおすすめしています。

 

② 授乳・おむつ替えについて 授乳設備・おむつ替えスペースはございません。
授乳ケープ等をご持参いただき、授乳は周囲のお客様にご配慮ください。 おむつ替えはお車でお願いいたします。

 

③ ミルク・おやつについて ミルクや赤ちゃんのおやつ、お飲み物はお持ち込みいただけます。 離乳食のお持ち込み・ご飲食はご遠慮ください。

 

④ ベビーカーについて 店内へのご入室は可能です。 ※混雑時はご案内できない場合がございます。

 

⑤ 赤ちゃんの泣き声について 多少の泣き声は、どうぞお気になさらずお過ごしください。 落ち着かない場合は、テラスやお庭で気分転換していただくなど、 その日の状況に合わせてお楽しみください。

 

アクセスについて

能登半島のちょうど真ん中に位置する中島町長浦。
能登島に繋がるツインブリッジの手前にある海沿いの小さな集落にあります。

 

のと里山空港から車で約30分。金沢からは約70分。

  • ※集落の道は狭いためお車でお越しの際は徐行運転をお願いいたします。
    ※敷地内に約8台分の駐車スペースをご用意しております。
    ※満車の場合は、別の駐車場所をご案内いたしますので、 お手数ですが、一度店内にお声がけください。
    ※庭として整えている場所もございますので、 指定された場所以外への駐車はご遠慮ください。

 

海と本と、
〒929-2216 石川県七尾市中島町長浦ソ部143

 

お問い合わせ先
メール(hello@umitohonto.com)もしくはInstagramのDM
営業日・営業時間はInstagramにて掲載します。

建築設計:金谷渉(あわい設計舎)
施工:國見工務店
選書:幅允孝(BACH)
家具:梨野雅揮(NOW)
本棚:苗代啓輔(condense)
造園:根岸新(根岸造園設計事務所)松浦将太(将松園)
暖簾:山崎麻織物工房
WEB:岡本和也(Enrai)
ロゴアニメーション:佐藤壮馬(SomaSato)

建築設計:金谷渉(あわい設計舎)
施工:國見工務店
選書:幅允孝(BACH)
家具:梨野雅揮(NOW)
本棚:苗代啓輔(condense)
造園:根岸新(根岸造園設計事務所)松浦将太(将松園)
暖簾:山崎麻織物工房
WEB:岡本和也(Enrai)
ロゴアニメーション:佐藤壮馬(SomaSato)